背中のツボで痛みケア

東洋医学の基本体系には十二の経絡があって、その一つの膀胱系には63のツボがあります。そのツボの半分近くが背中に集中しています。しかも六臓六腑のツボが並んでいるので、背中はツボ治療に重要な部分なのです。

私はちょっと体調不良の時には我流で簡単なツボ治療をします。ツボ治療と言っても病気治療ではなくあくまで健康法として、手足のツボや胸・腹のツボを指圧するのですが、時間がない時は重要なツボが集中している背中だけにします。背中のツボは一つ一つ押してもいいのですが、私は背中に両手を回し手の平で背中のツボラインを上下に撫でさすります。背中のツボを短時間で一挙に刺激でき、摩擦熱で背中がぽかぽかしてきますので、寒い季節にはお勧めです。背中に限らず、昔の乾布摩擦はこういうツボとリンパのマッサージでもあったんですね。

特に背中の中ほどから腰にかけては腎気を高めるツボ所ですので、背中のこの部分を手の平で撫でさすると体力・気力共に充実してきます。疲労回復は勿論、老化現象の現われを感じたら、背中のこの部分のツボマッサージが結構効きます。老いて腎気が弱まったり、若い人でも疲労困憊した時には、自然と腰を落とし背中を丸めた姿勢になりますが、まさに背中は若さのバロメータなのです。しゃんとした背中は若さと元気の証。背中が丸くなってきたなと感じたら、背中のツボマッサージで若さを取り戻しましょう。

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